安いドッグフードと高いドッグフードのメリット・デメリット

ホームセンターやスーパー・ドラッグストア、ペットショップにネットなど、様々な場所で販売されているドッグフード

価格も1キロ300円台で購入できる超お値打ちドッグフードから、1キロ3,000円以上もする高価格のドッグフードなど、今はドッグフードの種類も価格も様々です。

どんなドッグフードを選んでいいのか迷ったときに、一つの判断基準になるのが「1キロ/1,000円以下のものは止めておいたほうがいい!」といった考えです。

この考え方は決して間違いではありません!

これくらいを目安にすれば「それなりに安心なドッグフード」を購入できるという、最低の基準だと考えてもらっても間違いありません。

ただし、

  • 大切な家族だから、愛犬には安全なドッグフードを!
  • 毎日与えるものだから、できるだけ続けやすい値段のものを!

この2つを同時に叶えるためのドッグフード

これなら大丈夫だよね?と手に取ってパッケージの裏をよ~くチェックしてみると、なかにはおススメできないものもあるんですね。

そこで、原材料と価格から考える『本当にコスパのよいドッグフード』と、ドッグフードと犬の健康や寿命について詳しくご紹介します。

犬が健康で長生きできるドッグフードとは?

老犬と家族

「プレミアムドッグフードや無添加のドッグフードを食べさせると、健康で長生きできますか?」

ドッグフードを購入するお客様からの、こんな質問は意外と多いものです。

結論から言えば「YES!」でもあり「NO!」でもあります。

超激安ドッグフードを食べ続けても、病気にもならずに15歳以上生き寿命をまっとうする犬もいます。

子犬のころからプレミアムドッグフードを食べ続け、健康管理をしっかりしていても病気になってしまう犬もいます。

こういった話を聞くと「なにを食べても病気になるんだったら、どんなドッグフードでもいいよね?」と考えてしまうものです。

でも、あなたが選んだドッグフードが、犬の健康リスクを大きくしてしまう結果となってしまうとしたら、本当にどんなドッグフードでもいいと言えますか?

犬の寿命や健康に関係しているものは?

犬の健康や寿命は、食べるものだけで決まるわけではありません。

  • 生まれ持った遺伝子
  • 体質
  • 家庭環境
  • 食事や運動

一番大きいのは、生まれ持った遺伝子や体質です。

また、外飼い・家の中で飼う、家族と一緒に過ごす時間の長さ、毎日食べるもなど、犬の寿命に影響するものは沢山あります。

食べ続ければ体に負担をかけてしまう添加物や、しっかりとした体を作るタンパク質の不足など

ドッグフードが犬の健康や寿命に関係しているからこそ、安心して続けられるドッグフードを選んでほしいのです。

犬の健康トラブルをを避けるためのドッグフード選び

人と考えてみると、ジャンクフードばかり食べ続けていても、あまり病気をしたことがない人もいます。

戦前・戦後の食糧難を生きてきた方でも、健康で長生きされている方もいます。

そんな人達の話を聞いたり見たりすると、「栄養や添加物を気にしなくっても、健康に問題ないよね!」と思いたくなることもあります。

でも、添加物や油の摂りすぎや栄養不足が長く続くと、生きていくのには問題はないかもしれないけど、健康リスクが高くなることを知っています。

私達は安全でバランスのいい食事が健康にいいことを知っています。

犬だって同じことなんですよ。

病気のリスクを減らすために無添加のものを選ぶ

幼犬・成犬時の死亡原因は、感染症・交通事故がトップですが、7歳を過ぎると増えてくる死亡原因「ガン」や「心臓病」

プリズムコール: 犬の死亡原因グラフ

十数年前よりも犬の寿命が伸び、それにともない増えているガンや心臓病ですが、ドッグフードに配合されている合成添加物が、大きく関係しているとも考えられています。

また、最近多くなった犬の皮膚疾患(アレルギーや痒み)なども、添加物の影響が大きいと指摘されています。

犬がこのような病気を発症するのは、私たちが想像するよりも早く、それだけ添加物が犬の体に大きく負担をかけているのです。

愛犬の健康リスクを高くしないためには、ぜひドッグフードの添加物には注意をしてください。

とくに、発がん性が確認されている人工添加物(BHA・BHT・エトキシキン・タール系着色料など)が配合されているドッグフードは避けてください。

お値打ちドッグフードを選ぶ時の注意点

ドッグフードの添加物

メリット

  • 近くのショップ(ホームセンター・ドラッグストア・スーパーなど)で購入できる
  • お値打ち

デメリット

  • 消化吸収率が悪い
  • アレルギーやガンなどの健康問題が心配

安いドッグフードには、気軽で手軽というメリットがありますが、やはり気になるのは食べ続けることの健康問題です。

また、穀類の配合が多くなるとどうしても消化吸収率が悪くなるため、犬に必要な栄養をしっかり与えるためには、多く食べさせないといけない問題ができます。

現在の日本では、原材料や無添加、製法こだわった素晴らしい国産ドッグフードが販売されている一方で、中身が怪しすぎるドッグフードも多く販売されています。

家禽(かきん)肉・○○ミールなど、子犬の食べさせるのには不安な原材料の配合がある

あなたは食品を購入するとき「どんな原材料でできてるの?」とパッケージの裏をチラッと確認しませんか?

もしも自分の食べるものの原材料が気になっているのなら、ぜひ、愛犬のドッグフードを購入するときにも、一度パッケージ裏の原材料表記を一度チェックしてみてください。

そこに書かれているお肉の種類はわかりますか?

あなたが納得できるものが表記されていましたか?

家禽(かきん)肉・家禽肉副産物・○○ミートなどとなっていませんか?

何の肉なのか?どんな部位が混ざっているのか?

あなたが読んだだけでわからないものが書かれていませんか?

成長期の子犬の体に負担をかける注意してほしい家禽肉

ドッグフードに使われている肉類の中で、「ミール」については避ける飼い主さんも増えました。

でも、家禽肉についてはわかりにくい飼い主さんも多いと思います。

家禽とは鶏や七面鳥、あひるなど羽毛を利用するために飼育された鳥の総称です。

ならば、肉類の表記には「鶏」「七面鳥」「あひる」とハッキリ表記しておけばいいのですが、実際には「家禽類」「家禽肉副産物」「家禽ミート」という書かれてしまいます。

どうしてこういったことになってしまうのかと言えば、作る側にとってとっても都合がいいからなんです。

家禽ミール・家禽副産物に使われている部位

頭・足・爪・羽・毛・血液・骨など、肉以外の食用にできない肉を粉状に砕いて作られたものです。

家禽類・家禽ミール・家禽副産物と書いてしまえば、なんの肉か?どこの部位なのか書かなくてもいいため、作る側としては非常に都合のいい方法となってしまいます。

ドッグフードに書かれている「家禽」の表記には注意が必要です。

危険な4Dミートの嘘?本当?

ネットで国産ドッグフードの安全性を検索すると、必ずといっていいほど出てくるのが「4Dミート」

  • DEAD「死亡した動物の肉」
  • DISEASED「病気だった動物の肉」
  • DYING「死にかけだった動物の肉」
  • DISABLED「障害があった動物の肉」

この4つの頭文字からきているのが4Dミートです。

DEAD「死亡した動物の肉」に関しては、農水省のペット用肉骨粉等の扱いにも記載されています。

これを見てみると、屠殺以外で死亡した家畜を利用できることがしっかりと書かれています。

4Dミート

参考:農林水産省

DISEASED「病気だった動物の肉」
DYING「死にかけだった動物の肉」
DISABLED「障害があった動物の肉」

この3点については、使用されている可能性はあるかもしれない。ということしか私達には判断ができません。

危険な4Dミートが使われている可能性があるドッグフードとして注意したいのは

  • あまりにも価格が安いもの
  • 家禽肉・家禽副産物と表記されているもの
  • 「○○ミール」と書かれ、なんの肉・部位を使っているのか表示されていないもの

私たちがドッグフードを選ぶときには、この3つに注意して置く必要があります。

アレルギーの原因となりやすい穀物の配合量が多い

私たちが気軽に購入できる国産ドッグフードは、価格を抑えるために穀類が多く使われているものがあります。

人と長く暮らす中で雑食に近くなった犬は、穀類を腸で消化することができるようになりました。

でも本来は肉食動物だった犬にとって、メインとなるべき栄養素は動物性たんぱく質であり、穀類の配合が多すぎると胃腸に負担をかけてしまいます。

また、グルテンを多く含む穀類はアレルギーの原因にもなりやすいため注意が必要です。

素材の悪さをごまかす添加物の配合量が多い

酸化防止剤、保存料、着色料、香料、添加物などの配合が多いものには注意が必要です。

安価な原材料を使うと、ドッグフードの匂いが悪くなり犬の食いつきが悪くなります。

そのため、香料やコーティング用の油脂を使用し、食い付きを良くするための工夫がされます。

カラフルで見た目が美味しそうに見えるドッグフードは、犬にとってはなんの魅力もありません。

飼い主の購買意欲をそそるために使われているとしか考えられません!

賞味期限を延ばし廃棄コストを抑える!

その理由で、安価なドッグフードには保存料などの添加物がたくさん使用されているのです。

子犬からずっと注意してほしいドッグフードの添加物

  • エトキシ・・・日本では人の食品の使用・農薬の使用は認められていない
  • BHA・・・ラットによる試験で発がん性があることが報告されている
  • BHT・・・発がん性・腎臓、肝臓の機能障害を引き起こす毒性の強い成分
  • 赤色○○号/青色○○号・・・合成着色料の種類によっては、発がん性・染色体異常が認められている

酸化防止剤のエトキシン・BHA・BHT・没食子酸プロピルは、安価な大袋のドッグフードに使用されている可能性が高い添加物です。

合成保存料の中には発がん性物質の危険性があるものもあります。

国産のドッグフードは安全だからと言って何も知らずに犬に与えてしまうのは、ちょっと怖くなる話ですね。

国産ドッグフードなのに、じつは海外で製造されたドッグフードだったりする

もう一つ注意してほしいのは「国産」と書かれていても、じつは海外で作られているものがあるということです。

「国産」「日本産」と書かれているドッグフードは、日本国内で製造管理されたものと私たちは考えます。

現在の日本の法律では、海外の材料で海外で製造されたものでも、最後の加工を日本で行えばそれは「国産」になってしまいます

人が食べるものも、ペットフードもこの法律が使われているため「国産」「日本産」と書かれていても、安心はできないということです。

手頃な価格で購入できる国産ドッグフードの危険性

ドッグフードを待つ犬

価格・パッケージ・CMでの認知度、そして細やかな年齢設定などで人気の高い国産ドッグフード

どのドッグフードもお肉がたっぷり!栄養バランスの良さ!食いつきがバツグン!といった特徴を掲げていますが、原材料を見てみると「お肉」の量・質ともに満足できるものではありません。

また使用されている肉類にはミール系が多く使われているため、どの部位が混入されているのかが心配になります。

動物性たんぱく質の配合を抑え、アレルギーを引き起こしやすい穀類で価格を調整していると考えることもできます。

各メーカーの企業努力によりお値打ちになっているドッグフードなのでしょうが、肉類の原材料にはやはり不安が強く残ります。

また、合成着色料と酸化防止剤が犬にとっては好ましくないものが使われているものもあります。

ドッグフードの見た目を良くしても、犬の食い付きが良くなるわけではなく、犬の体にとっていいこことは何一つありません。

犬の健康のために避けたい添加物が配合されているドッグフードは、できたら避けておきたいものです。

激安ドッグフードを続けると、太りやすい、食べても満足できず大食いになりやすい。こんな問題も起きやすくなります。

高価格のドッグフードを購入するときのポイント

ドッグフード

Dried food for dogs or cats in scoop.

メリット

  • 無添加のものが多い
  • 動物性タンパク質の配合が多い
  • 怪しいミールや副産物の心配がない

デメリット

  • 価格が高い
  • 大型犬や多頭飼いでは財布に厳しい

肉や魚の種類、オーガニックな原材料など、良いものにこだわるほど価格はどんどんと高くなり、1キロ4,000円~5,000円するものだってあります。

高価格のドッグフードも、アレルギーなどの健康トラブルに悩む犬の体に合うのであれば、コスパの良いドッグフードといえます。

価格が高い=良いドッグフード?

ドッグフードの価格が高ければ、それだけ良い原材料で安心できるはずのドッグフードですが、なかには???と価格に見合っていないドッグフードもあります。

広告宣伝費の分がドッグフードの価格に上乗せされているなど、各メーカーによって価格設定の違いはあるのでしょう。

CMや雑誌でよく見かける=良いドッグフード!とか、売り場の一番目立つ場所に置かれているから人気があるドッグフードなんだ!

こういった理由だけでドッグフードを選ぶのではなく、本当に価格に見合うものか・犬にとって安心できるものかを、ぜひチェックしてみてください。

大型犬や多頭飼いなら、まとめ買いや大袋での購入でコスパを良くする

原材料がきちんとしたドッグフードは、どうしても価格に大きく影響していきます。

そのため、安全で安心できるドッグフードは、犬の頭数が多い・一回の食事の量が多い大型犬の場合には、続けられないといった問題が起きる場合もあります。

そんな時には、まとめ買いをすると割引率が高くなる通販限定のドッグフードがおすすめです。

また、コストがよくなる大袋を購入し、開封後すぐに1か月で食べきれる量を小分けしてください。

我が家も多頭飼いですので、まとめ買い割引をうまく利用して、ワンコ達に安全なものを食べさせています

本当にお財布に優しいコスパの良いドッグフードとは

ドッグフードに配合されている添加物による病気の問題や、タンパク質不足による筋力低下

犬だって毎日食べているものが、健康に大きく関係しているのは間違いありません。

犬が病気になると手術代や長期間の治療により経済的負担が増えるだけではなく、家族の精神的負担もかなり大きくなってきます。

どんなにお値打ちでお財布に優しいドッグフードでも、犬が病気になり治療費にかかる金額を考えると、決してコスパがいいとはいえません。

犬が病気になるリスクを下げ、少しでも健康で長生きしてもらうためには

  • 良質なタンパク質がたっぷりと配合された栄養バランスのよいドッグフード
  • 無添加のドッグフード
  • 続けやすい価格のドッグフード

この3つの条件を満たすものが、本当に『お財布に優しくコスパのいいドッグフード』です。

高いドッグフードと安いドッグフードは何が違うの?

ドッグフード

ドッグフードの価格の違いはどうしてあるのか?

安いドッグフードと高いドッグフードでは、犬の健康や寿命に影響しているのか?この2つの点をまとめてみました。

ドッグフードの値段の違いはここにある!

  1. 肉などの動物性たんぱく質の配合量
  2. 穀物の配合量
  3. 合成添加物の配合量

ドッグフードの価格に大きく関係しているのは、大きくまとめるとこの3つです。

まずはパッケージに書かれている原材料を見て、つぎの点をまずはチェックしてみてください

おススメできないドッグフード

  • 肉類・副産物・パウダー・ミール類の記載が多くなる
  • 原材料のトップにトウモロコシや、小麦ふすまなどの穀類が書かれている
  • くいつきを良くするための香料が使われている
  • 長期間保存を可能にするための人工添加物が使われている

おススメできるドッグフード

  • 肉や魚などの動物性たんぱく質がトップに記載されている
  • 動物性たんぱく質の種類がキチンと表記されている
  • グレインフリーもしくは、消化負担のない穀類を使用
  • 天然由来の保存料を使用

まとめ

どんなに原材料がいいドッグフードでも、家計を苦しくしてしまっては続けることはできません。

でも、健康リスクが高くなることだけは避けておきたいのが家族としての思いです。

愛犬のドッグフード選びに迷っているのなら、ぜひ安心できる原材料の良いドッグフードで健康管理をしてあげてください。

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